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富士通、「IAサーバシステムセンター」を設立:国内IAサーバ戦略
富士通は、IAサーバの新技術や適用に関する技術サポートをワンストップで提供する「IAサーバシステムセンター」を設立したことを発表した。
PRIMERGYビジネスを強化
「IAサーバシステムセンター」は、従来、Windows、Linuxやブレードサーバといったテクノロジーごとに分散していた技術者を1組織に集める形をとる。これまで数多くのプロジェクトを通じて培ったIAサーバシステムに関する構築・適用技術やサポートノウハウを集約し、営業・SEの商談および技術支援を行う。同センターは富士通の総合検証センター「Platform Solution Center」内に新設され、約80名の専門技術者により、複雑化・高度化するIAサーバシステム商談の技術サポートをはじめ、実践的な教育・研修会による営業・システムエンジニア(SE)の育成や、IAサーバのシステム適用を加速するための利用シーンに応じたソリューション開発などを行うという。
富士通は2010年度、同社のIAサーバ製品、「PRIMERGY」の国内販売目標を20万台としている。同センターの設立はこの目標達成に向けた施策の1つともいえる。
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