米Appleは8月5日、Mac OS Xのセキュリティアップデートを公開し、任意のコード実行などに利用される恐れのある深刻な脆弱性を解決した。
「セキュリティアップデート2009-003」「Mac OS X 10.5.8」は、OS X 10.4.11とMac OS X 10.5.7までのバージョンが対象となる。Appleのアドバイザリーには18項目の脆弱性情報が記載されている。
キヤノンRAW、PNG、ImageIOなどの画像処理にまつわる脆弱性では、細工を施した画像をユーザーが開くと、アプリケーションが予期せずに終了したり、任意のコードを実行されたりする恐れがある。
このほか、細工を施したAppleTalkパケットを受信すると任意のコードを実行される問題など、深刻な脆弱性も多数解決している。
アップデートはMacのシステム環境設定の「ソフトウェアアップデート」経由、またはAppleのダウンロードページから入手できる。
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