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「電子政府クラウド」は国内最大のプライベートクラウドになるかシステム構築の新標準(3/3 ページ)

霞が関クラウドは、国内最大規模のプライベートクラウドが実現することを意味する壮大な構想といえる。

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電子政府プライベートクラウドの実現に向けて

 霞が関クラウド(仮称)の実現は、国内最大規模のプライベートクラウドが実現することを意味する壮大な構想だ。

 この構想を実現するためには、政府CIOの任命による権限の委譲や、BPR(Business Process Reengineering)推進など、「個別最適」から全府省横断的な「全体最適化」への強力な対応が求められる。

 政府のスケールメリットを生かした物理的なデータセンターの集約、政府共通プラットフォームの標準化、そしてデータの連携や統合、自動化など全体最適の実現に向けた対象範囲とロードマップを明確し、個々の役割や作業レベルの細分化とその管理が重要となる。

 電子政府のプライベートクラウドが優良事例として紹介されるようになるのか、絵に描いた餅に終わってしまうのか、ここ数年の展開が今後の電子政府の方向性を大きく左右するのかもしれない。

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著者プロフィール:林雅之 ICT企業勤務

顧客へのICTコンサルティング、情報通信政策の調査・分析、SaaSビジネス推進、プロジェクト総括、ナレッジマネジメント推進などにたずさわる。著書『「クラウド・ビジネス」入門 -世界を変える情報革命』


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