ニュース
TypePad、PubSubHubbub対応で「リアルタイムフィード」実現:WordPressのRSSCloudに対抗?
先週WordPressがRSSCloudに対応したのに続き、TypePadがPubSubHubbubを採用し、リアルタイムフィードに対応した。
米Six Apartは9月14日、ブログサービス「TypePad」をリアルタイムフィードのためのプロトコル「PubSubHubbub」のハブをリリースしたと発表した。
Google Reader、FriendFeed、SuperFeedr、LiveDoorなど、PubSubHubbubに対応しているフィードアグリゲーターでは、更新情報がほぼリアルタイムで配信されるという。ブロガー側で設定を変更したりツールをインストールする必要はない。ただし、Advance Templatesを利用しているブロガーは、atom.xml内に以下の1行を追加する必要がある。
<link rel="hub" href="http://hubbub.api.typepad.com/" />
PubSubHubbubはGoogleの社員であるブラッド・フィッツパトリック氏らが“20%の自由時間”を利用して作成したAtomおよびRSSの機能拡張として使うオープンソースのプロトコル。RSSは、従来のポーリングによる方法では配信にタイムラグが生じるが、PubSubHubbubでは配信サーバと購読者の間にハブを設置し、フィードをプッシュする仕組みにより高速化し、ほぼリアルタイムでフィードできるとしている。
企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック
関連キーワード
リアルタイム | PubSubHubbub | Google | プロトコル | RSS | TypePad | WordPress | ブロガー | Google Reader | FriendFeed | Six Apart
関連記事
- WordPress、「リアルタイムフィード」のRSSCloudをサポート
- Facebook、リアルタイムWebサーバ「Tornado」を公開
- Google Reader、リアルタイムフィード技術を採用
Googleの“20%の自由時間”から生まれたフィード向けプロトコル「PubSubHubbub」でpingによるタイムラグを解消する。 - PubSubHubbubでRSSもTwitter並にリアルタイムに
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.