情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターは9月17日、WebブラウザのOperaにセキュリティ上の問題が存在するとして注意を呼び掛けた。最新版の利用を勧めている。
IPAによると、この問題はサードパーティのCookieの取り扱いに起因するもので、デフォルトでは無効になっているOperaのCookie設定を、「アクセスしているサイトからのCookieのみ許可する」に変更している場合に発生する。
この問題を悪用された場合、リモートからユーザーのアクセス履歴を追跡される可能性があるという。IPAはOpera Softwareが9月1日に公開した最新版「Opera 10」を利用するようアドバイスしている。
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