ニュース
NSD、既存PCを利用したパンデミック対策ソリューションを発売
日本システムディベロップメントは、既存PCをシンクライアント化する製品と検疫システムを組み合わせた事業継続支援ソリューションを発売する。
日本システムディベロップメントは10月21日、企業の事業継続を支援するソリューション「どこでもセキュア」を10月30日に発売すると発表した。最短2週間で導入できるという。
同ソリューションは、既存のPCをシンクライアント化してオフライン環境でも利用できる「Eugrid Secure Client」と、検疫ネットワークシステム製品「NSD Quarantine Management」を組み合わせて提供する。
Eugrid Secure Clientは、既存PCへインストールするソフトもしくは同ソフト搭載したUSBキーを利用するもので、既存PCに仮想的なデスクトップ環境を構築し、社内の業務システムには必要に応じてアクセスできる仕組みとなる。作業データなどは仮想的なデスクトップ環境に格納されるため、セキュリティが確保されるという。
NSD Quarantine Managementでは、VPN経由でアクセスするクライアントをユーザー認証やMACアドレス認証で識別し、クライアント端末のウイルス対策ソフトのバージョンといったセキュリティ状態を検疫する。
10ユーザー時の価格はEugrid Secure Clientが98万円から、「NSD Quarantine Managementが232万円から(いずれも初年度保守費込み)となっている。
関連記事
- NSD、社外と大容量ファイルを安全に共有する新製品を発売
日本システムデベロップメントは、社外と大容量のファイルを安全に共有するためのファイル転送システムを発売する。 - NSD、モバイル環境に対応したPC資産管理ツールを発売
日本システムディベロップメントは、モバイル環境にあるPC資産の状態を管理できるツール「iPass Device Management」を発売した。 - NSD、不正端末の排除も可能な検疫ソフトウェア「Secure Network Platform」
日本システムディベロップメントは、日立製作所の「NX NetMonitor」をベースとした検疫ネットワークソフトウェア「Secure Network Platform」の販売を開始した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.