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NEC、クラウド開発などで最大1340億円の増資を計画
NECは、クラウドコンピューティング分野や次世代ネットワーク開発などを目的に最大で1340億円の資金調達を実施する。
NECは11月6日、最大で1340億円規模となる資金調達を実施すると発表した。国内外で公募や第三者割当増資を行い、払い込み日を26〜30日のいずれかの日としている。
調達した資金は、クラウドコンピューティングサービスの基盤開発に約400億円、次世代ネットワーク(NGN)の開発と環境対策に伴う設備投資に200億円ずつを割り当て、残りを有利子負債の返済に充当する。
同社では、成長事業への投資を加速することで、中長期的な成長を実現するための財務基盤の強化につなげると説明している。
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