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スパムやマルウェアに悪用されたセレブは誰? シマンテックも発表
シマンテックは、スパムやマルウェアの配布に悪用されたセレブの2009年ランキングを発表した。トップはいかに……。
シマンテックは12月17日、スパムやマルウェアの配布に悪用された著名人のランキング「最もリスキーなセレブ 2009」を発表した。トップは6月に死去した歌手のマイケル・ジャクソンだった。
それによると、攻撃者はコンピュータ利用者の関心や注目を集めるために、著名人の話題に便乗することが多い。同氏のケースも死去が報じられたわずか数時間後に、不正サイトへのリンクを含んだ大量のスパムが出回った。「Who killed Michael Jackson ?(誰がマイケル・ジャクソンを殺したのか)」といった件名が付けられており、受信者にメールを開かせようとする狙いがあった。
以下は、テニス選手のセレナ・ウィリアムスや俳優のパトリック・スウェイジ、人気映画のハリー・ポッター、バラク・オバマ米大統領が入った。いずれも、スパムなどから不正サイトに誘導するなどして利用者をマルウェアに感染させる手口が目立ったという。
シマンテックは、不審なメールやファイルを安易に開いたり、個人情報を伝えたりせず、また、複雑なパスワードの利用や定期的な変更、信頼できるネットワークの利用、銀行口座の確認といった対策を紹介している。
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