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Mozilla、「Firefox 3.6」のRC1をリリース
MozillaのWebブラウザ「Firefox」のリリース候補版がリリースされた。約75%のアドオンが対応済み。
米Mozilla Foundationは1月10日、Firefox 3.6のリリース候補版(RC1)の一般向けダウンロード提供を開始した。日本語を含む70カ国語向けのWindows、Mac、Linux版がダウンロードページに用意されている。Firefox 3.6のβ版からは自動的にアップデートされる。
Firefox 3.6(コードネーム:Namoroka)はWebエンジン「Gecko 1.9.2」を採用。スキンアドオン「Persona」をネイティブにサポートしてWebブラウザの外観を1クリックで変更できるようにしたほか、更新が必要なプラグインがあるとユーザーに警告する機能を追加した。オープンフォーマットのビデオのフルスクリーン表示、オープンなWebフォントフォーマット「WOFF」のサポート、CSS、DOM、HTML5技術のサポートなどが加わった。また、JavaScriptのパフォーマンスと、Webブラウザの応答性と起動時間を改善したとしている。
RC版では前回のβリリースに約70の修正を加え、性能や安定性を向上させた。既に75%以上のアドオンが対応しているという。
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