米AppleはMac OS Xのセキュリティアップデート「2010-001」を1月19日付で公開し、計6項目の脆弱性に対処した。
アップデートの対象となるのはMac OS X 10.5とMac OS X 10.6。CoreAudio、CUPS、ImageIO、Image RAW、OpenSSLなどのコンポーネントに存在する脆弱性を修正したほか、Adobeが12月にリリースしたFlash Playerの更新版を提供している。
これら脆弱性は、細工を施した画像やオーディオファイルなどを使って悪用される恐れがあり、アプリケーションが突然終了したり、任意のコードを実行されたりする原因になる。アップデートはアップルメニューの「ソフトウェア・アップデート」から入手できる。
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