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青山学院大学、LPI-Japanのアカデミック認定校に
LPI-JapanがLinux教育の活性化を目的に展開している「LPI-Japanアカデミック認定校制度」に総合大学として初めて青山学院大学を認定した。
Linux技術者の認定機関「LPI-Japan」は2月3日、「LPI-Japanアカデミック認定校制度」に総合大学として初めて青山学院大学を認定した。
同制度は、Linux教育の活性化とLPI理念の普及を目的にLPI-Japanが2003年5月に開始したもの。設備、カリキュラム、インストラクターなどの学習環境基準をクリアした大学・専門学校・PC スクール・企業研修機関などを認定校に指定している。現在までに認定されているのは、31団体38拠点。
青山学院大学では、情報科学研究センターの主導で大学の授業とは独立した講習会形式の教育を行っている。今回認定校となったことで、同大学で「LPIC講習会」が実施されることになる。
LPI-Japanでは、LPIC受験者における女性比率の高まりを注視しており、全学の男女比が55%対45%と女子学生の比率が比較的高い青山学院大学が認定校となったことで、女性受験者の増加も期待しているという。
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