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独Avira、セキュリティサービス化に向け複数企業を買収
セキュリティ企業の独Aviraは、セキュリティサービス事業の立ち上げを目的に、欧州のISPなど関連企業3社を買収した。
ドイツのセキュリティ企業Aviraは3月2日、セキュリティサービス事業の立ち上げを目的に、オランダのインターネットサービスプロバイダ(ISP)など関連企業3社を買収したと発表した。買収金額などは非公開。
買収したのは、欧州を中心に運用管理およびセキュリティ対策サービスを手掛けるCleanPortと、ISPでデータセンターを保有するISP Services、Web関連開発のNextIdentityの3社。
Aviraは買収企業のリソースを活用したSaaS(サービスとしてのソフト)型セキュリティサービス「Avira Managed Security Services」を新たに開始する予定。同社は1億以上のユーザーを抱える大手ウイルス対策ベンダーの1社で、2009年には日本法人も設立している。
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