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チェック・ポイント、モバイル業務環境のセキュリティを確保するUSB型ツールを発表
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは、仮想的なデスクトップ機能やセキュリティ機能を統合したUSBメモリ型ツール「Check Point Abra」を発表した。
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは3月9日、モバイル環境で業務する場合にセキュリティを確保するUSBメモリ型ツール製品「Check Point Abra」を発表した。31日に発売する。
Check Point Abraは、Windows上での仮想的なデスクトップ環境やVPN接続、暗号化、セキュリティ管理などの機能をUSBメモリに統合したもので、米SanDiskと共同で開発した。
同製品を既存PCに接続して認証情報を入力することで、仮想的なデスクトップ作業領域がUSBメモリ上に作成され、ユーザーが処理するデータを保護できるほか、企業ネットワークなどへアクセスする際などの通信を保護する。また、セキュリティ機能でウイルス対策ソフトなどがポリシー適合しているかをチェックし、集中管理ツールからアップデートなどを強制化することもできるとしている。
このほか認証保護機能もあり、パスワード強度要件の定義、証明書やトークンを用いた認証のサポート、ソフトキーボードを利用したキーロガー対策などもサポートしている。
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