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Microsoft対i4i訴訟、米連邦巡回控訴裁が再度i4iに有利な判決を支持
連邦巡回控訴裁は大法廷での再審理を検討しており、Wordの販売差し止めと約3億ドルの賠償金支払いが懸かった訴訟の行方はいまだ定まらない。
米Microsoftをカナダのi4iが特許侵害で訴えていた訴訟で、米連邦巡回控訴裁判所は3月10日、2009年8月のi4iに有利な地裁判決を支持した。同裁判所は2009年12月にも地裁判決の支持を発表しており、今回の決定はMicrosoftの請求を受けての再審理の結果になる。
この訴訟では、「MicrosoftのWordはi4iが所有するカスタムXMLの特許を侵害している」との判断により、Microsoftは裁判所からWordの販売差し止めと、i4iへの総額3億ドル近い賠償金の支払いを命じられている。MicrosoftはオンラインストアでのOffice 2007の販売を停止するなどの対応をしつつ、連邦巡回控訴裁大法廷での再審理を請求している。
連邦巡回控訴裁は大法廷での再審理を検討中だ。
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