米Cisco Systemsは5月26日、エネルギー管理システム製品「Cisco Network Building Mediator」(NBM)のソフトウェアアップデートを公開した。複数の脆弱性する。
同社のアドバイザリーによると、影響を受けるのはNBM-2400とNBM-4800の両モデル、およびレガシー製品の「Richards-Zeta Mediator 2500」。
脆弱性は、「デフォルトクレデンシャルがシステムに存在」「権限昇格」「情報の傍受・盗聴」で、問題を悪用された場合、攻撃者がデバイスを完全に制御できてしまう恐れがある。危険度の最も高い脆弱性は、CVSSベーススコアが最高値の10となる。
Ciscoはソフトウェアアップデートの公開でこれら脆弱性に対処するとともに、一部の脆弱性については回避策を紹介している。
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