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ぐるなび、NECのDWHアプライアンスでログ解析を開始:導入事例
ぐるなびはNECと米Netezzaが共同開発したDWHアプライアンスを導入し、店舗情報の集計やアクセスログの解析を開始した。
飲食店情報検索サイト「ぐるなび」の運営会社ぐるなびは、サイトに掲載している約50万店の店舗情報を集計したり、店舗単位のアクセスログを解析したりするため、DWH(データウェアハウス)システムを構築した。7月16日に、構築を担当したNECが公表した。
同システムは、NECのDWHアプライアンス「InfoFrame DWH Appliance」を利用している。アプライアンスであることの特徴(個別の製品を組み合わせる場合と比べ、システム構築期間を約90%短縮できると、NECは試算している)を生かし、構築は約1カ月で完了。すでに7月から稼働している。NECによると、ぐるなびは同製品の“ユーザー第1号”だという。なおInfoFrame DWH Applianceは、NECと米Netezzaが共同開発したもの。
NECでは今後、製造、流通、金融、通信などの業種向けにInfoFrame DWH Applianceを拡販する構えだ。
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