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米で年末商戦本格スタート オンライン販売順調
年末商戦の皮切りとなるブラックフライデーのオンライン支出は9%増。混雑や行列を避けるためにオンラインショッピングが増えているという。
米国が本格的な年末商戦を迎えたが、これまでのところネット販売は順調という。米調査会社comScoreが11月28日に報告した。
同社によると、年末商戦の皮切りとなるブラックフライデー(感謝祭の翌日で、今年は26日)のオンラインでの買い物額は6億4800万ドルで、前年同日から9%増えた。その前日の感謝祭は、従来は比較的オンラインでの買い物は少なかったが、今年は28%増の4億700万ドルとなっている。11月1〜26日までのオンラインでの買い物額は前年比13%増の116億3900万ドルだ。
「ブラックフライデーは実店舗での買い物が多くなる日として知られているが、オンラインショッピングは次第に混雑や行列を避けたい人の避難所となっている」とcomScoreは述べている。
米大手小売業者のサイトの中では、Amazonがブラックフライデーにビジターを伸ばし、前年同日比で25%増となった。Wal-Martは1%減、Targetは9%増、Best Buyは1%増となっている。
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