日本テレビの電子書籍モバイルサイト「日テレeBOOKS」は仮想化技術によってシステム基盤を強化し、トラフィック増加などに対する効率的なサービス運用を図る。システムを提供したNECおよびNECビッグローブが4月19日に発表した。
NECとNECビッグローブは、日テレebooksの運用をサポートするサイト構築サービス「BIGLOBE モバ造(カスタムプラン)」を提供している。このたび運用基盤サーバ群を仮想化したことにより、サーバの運用コストを従来比で50%削減したほか、サーバの負荷に合わせてリソースを適切に再配置する設定操作を簡便化し、TV番組放映時などの突発的なトラフィック増加に迅速に対応できるようになった。
従来はトラフィックの最大時を想定したサーバリソースの事前準備や、瞬間的なトラフィック増大に対応するためのサーバ保守・運用コストなどが大きな課題になっていた。
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