ニュース
米ネットユーザーの24%はSkypeなどのIP電話を利用している――Pew Internet調査
2007年には米ネットユーザーの8%だったIP電話利用者が、今回の調査では24%に増加した。
非営利調査機関の米Pew Internet & American Life Projectは5月30日(現地時間)、米国におけるIP電話利用に関する調査結果を発表した。米国在住の成人の19%に当たる成人インターネットユーザーの24%が、IP電話を利用したことがあるという。
インターネットユーザーの5%は毎日IP電話を利用している。
2007年2月に同様の調査を行った際は、IP電話利用者はネットユーザーの8%で、毎日利用するのは2%だった。
スマートフォンでのテレビ電話機能の普及も、IP電話利用を促進しているとPew Internetはみている。調査対象となった携帯電話ユーザーの7%が、端末でのテレビ電話やオンラインチャット機能を利用していた。
この調査は、2011年4月26日〜5月22日に米国在住の18歳以上の2277人を対象に電話で実施した。そのうち755人が携帯電話での回答だった。質問は「SkypeやVonageといったサービスを使ってインターネットで電話をかけたことがありますか?」というもので、質問で具体的なサービス名を使ったのは初めてだったとしている。
関連記事
- Microsoft、Skypeを85億ドルで買収
- 無料IP電話アプリのfring、iPhoneとAndroidのグループビデオ会議を可能に
- Google Voice、携帯番号での利用が可能に
- IP会議システムの導入が進む――UC市場のユーザー企業動向
- 「Google Voice」、米国で一般公開
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.