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日立、事業継続性を高めるクラウドソリューションを発表
日立はクラウドソリューション「Harmonious Cloud」にBCM(事業継続性管理)に対応するサービスを追加する。
日立製作所(以下、日立)は6月3日、同社のクラウドソリューション「Harmonious Cloud」にBCM(事業継続性管理)に対応するサービスを新設および強化すると発表した。
具体的には、Harmonious Cloudセンタ(クラウドサービス提供の拠点となる日立のデータセンター)に設置したストレージに、ユーザー企業の情報資産を自動コピーすることでデータの冗長性を高める「データマネージドサービス」と「コンテンツマネージドサービス」を、新たに「ストレージサービス」という区分で提供する。
また、クライアントPCを仮想デスクトップに移行し高信頼化を図る「クライアントサービス」や、情報システムのクラウド環境への移行を支援する「クラウド環境移行支援サービス」を、6月6日から順次提供していく。またクラウドコンサルティングサービスのメニューに、クラウド化にともなう電力抑制効果を可視化する「省電力コンサルティングサービス」を追加する。
各サービスの価格および提供時期は以下の通り。
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