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日本インフォア、新インタフェース搭載の会計管理システムを発表
日本インフォアは会計管理システム「Infor FMS SunSystems Enterprise」の新バージョンを発表した。
日本インフォア・グローバル・ソリューションズは7月12日、会計管理システムの最新版「Infor FMS SunSystems Enterprise 6.0」を発表した。8月1日から出荷する。
新システムでは従来バージョンの機能(一般会計、買掛金管理、売掛金管理、財務報告書、業績レポート・分析機能)に加え、Microsoft SharePointをベースに開発したWebベースの新インタフェース「Infor Workspace」を採用。また、シングルサインオン機能やリモートアクセス機能も追加された。
これにより、複数のInforアプリケーションを一度のアカウント認証によって共通の操作感で利用できるようにしたほか、Webブラウザ経由での遠隔アクセスも可能にしたという。
レポート機能も強化した。会計担当者がIT部門に頼らなくても利用できるというレポート作成機能を搭載したほか、同社のレポーティング・分析ツール「Infor PM Query & Analysis」の一部のレポート機能をWebブラウザ上で実行できるようにしたという。
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