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「ピザハット」のWeb注文システムを更新 マーケティング機能を強化
日本ケンタッキー・フライド・チキンが「ピザハット」のWeb注文システムを更新し、顧客サービスを大幅に向上させた。
日本ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)は、同社が運営するピザチェーン「ピザハット」のWebオーダーシステムの再構築し、このほど全国360店舗での運用を開始した。システム構築などを手掛けた富士通が7月22日に発表した。
再構築されたシステムでは、業界で初めて24時間の注文の受け付けが可能となったほか、2カ月先までの予約注文、クレジットカード決済、共通ポイントカードの「Ponta」に対応。8月上旬から「おトク計算」を開始する予定で、顧客が注文した商品に応じて割安のセット商品やクーポンから最適な組み合わせを提案することが可能になる。これにより、従来の電話による注文対応での時間短縮や業務効率化なども期待されるという。KFCでは今後3年間で200万人のWeb会員登録を目標としている。
富士通はデザインからハード、システム構築まで一括して担当。PCサーバの「PRIMERGY」やミドルウェアの「Interstage」などを採用した。
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