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Google、「Google Offers」強化でクーポン情報サイトのDealmapを買収
クーポンサービス「Google Offers」をスタートしたGoogleが、MicrosoftのBingに情報を提供しているクーポン情報集約サービスのDealmapを買収した。
米Googleがクーポン情報集約サイトの米Dealmapを買収した。Dealmapが8月1日(現地時間)、自社サイトで発表した。買収総額などの詳細は公表されていない。
Dealmapは2010年創業のサンフランシスコに拠点を置く非公開企業。米国の46州と英国のロンドンで、450以上のソースから地域のショップやレストランが発行する各種クーポン情報を集約し、登録ユーザーに情報を提供している。ユーザーはDealmapのページやモバイルアプリに表示されたGoogle Maps上のディールのポインタや、検索でディールを探せる。
7月時点でのユーザー数は200万人で、そのうち100万人はiPhoneまたはAndroidのモバイルアプリユーザー。1日当たり40万件以上のディールを扱っている。CityGridやLocal.comに情報を提供しており、3月にはBingのディール検索機能で米Microsoftとも提携した。
Googleは米Groupon買収に失敗した後、独自のクーポンサービス「Google Offers」を立ち上げた。現在はニューヨークやサンフランシスコなど、米国の一部の地域でサービスを提供している。DealmapはこのGoogle Offersの強化に利用されるとみられる。
Dealmapは当面、パートナー企業への情報提供を含む現在のサービスを継続するという。
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