NECは8月18日、ホテルやインターネット旅行代理店向けの「インターネット予約データ変換クラウドサービス」を発売した。ホテル小田急サザンタワーの「小田急ホテルセンチュリーサザンタワー」(東京都渋谷区)が22日から運用を開始する。
新サービスは、ホテルの宿泊予約登録作業を効率化するためのもの。システム構築が不要で、事業規模に関わらず手軽に導入できるという。データ変換システムを利用することで、ホテルとインターネット旅行代理店との間で客室の種類やプラン、値段、在庫情報のやり取り、また、予約処理といった業務が簡素化される。
料金体系は、1つの予約実績に基づき70〜150円の料金が発生する完全成功報酬型となっている。NECではアジア太平洋地域の企業にも提供し、今後3年間で300施設での利用を見込む。
関連記事
- ホテル東急ビズフォート、セルフチェックイン・チェックアウトシステムを導入
ホテル東急ビズフォートは、宿泊客の予約確認・受付などのチェックイン処理や精算、支払いなどのチェックアウト処理などを、宿泊客自身が行えるシステムを導入した。 - ビジネスホテルの予約管理をSaaSで 富士通が新サービス
富士通はビジネスホテルの管理業務機能をSaaSで提供する新サービスの販売を開始した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.