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Google、VMwareの共同創業者ダイアン・グリーン氏を取締役に指名
Googleが、仮想化ソフトウェアのVMwareを創設したダイアン・グリーン氏を10人目の取締役に指名した。
米Googleは1月12日(現地時間)、米VMwareの共同創業者、ダイアン・グリーン氏(56)を取締役に指名したと発表した。グリーン氏は同日、取締役に就任する。
グリーン氏は、バーモント大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)、カリフォルニア大学バークレー校でコンピュータ科学などを学び、SGI、Tandem、Sybaseなどを経て1998年にVMwareを共同創設し、2008年まで社長兼CEOを務めた。VMwareは2007年に米EMCに買収された。
同氏は現在、資産管理ソフトを手掛けるIntuitほか数社で取締役を務めている。
Googleは主力の検索事業以外の収益化に取り組んでおり、グリーン氏の指名はGoogle Appsなどエンタープライズ向けサービスの強化を狙ったものとみられる。
Googleの取締役はこれで10人になる。グリーン氏以外のメンバーは、ラリー・ペイジCEO、エリック・シュミット会長、サーゲイ・ブリン氏、KPCBのジョン・ドール氏、スタンフォード大学学長のジョン・ヘネシー氏、アン・メイザー氏、Intelのポール・オッテリーニ氏、ラム・シュリラム氏、プリンストン大学学長のシャーリー・ティルマン氏。
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