ニュース
GoogleとAppleで取締役を務めるレビンソン氏、Googleの取締役を辞任:独禁法調査を受けて?
エリック・シュミットCEOのApple取締役辞任と今回のレビンソン氏の辞任により、競合するAppleとGoogleでの役員兼務はなくなった。
米Googleは10月12日、同社の取締役を務める米Genentechのアーサー・レビンソン会長が同職を辞任すると発表した。同氏は2004年4月からGoogleの取締役を務めてきた。
レビンソン氏は2000年8月から米Appleの取締役をも務めている。
米連邦取引委員会(FTC)は現在、競合する2社での同一人物による取締役兼務は企業間の競争をさまたげる可能性があるとして、GoogleとAppleを調査している。8月にはGoogleのエリック・シュミットCEOがAppleの取締役を辞任したが、レビンソン氏の兼務についての調査が継続していた。
企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック
関連記事
- FTC、GoogleとAppleの調査を継続
GoogleのシュミットCEOはAppleの取締役を辞めたが、両社にはもう1人共通する取締役がいるため、FTCは調査を継続する。 - 「コアビジネスで競合」とジョブズ氏:GoogleのシュミットCEO、Appleの取締役を辞任
- 「AppleはGoogle Voiceを却下した」――GoogleがFCCへの回答を公開
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.