KVH、ビデオ会議ソリューション「KVH VCONNECT」を発売
KVHは、ビデオ会議システムおよびネットワークの構築、導入、運用、保守などを提供する「KVH VCONNECT」を発売した。
KVHは4月17日、米Telirisのビデオ会議システムにKVHのネットワークサービスを組み合わせたビデオ会議ソリューション「KVH VCONNECT」を発売した。
KVH VCONNECTは、ビデオ会議システムおよびネットワークの構築、導入、運用、保守などを提供するサービス。具体的には、KVHがユーザー企業の各拠点にビデオ会議システム機器をレンタル提供し、KVHのネットワークサービス(KVH Ether-MAN EXやKVH Global EtherWANなど)でビデオ会議プラットフォームに接続する。ユーザー側でMCU(多地点接続装置)を設置する必要がないため、一般的なビデオ会議システムと比べて導入期間の短縮や手順の簡素化を見込めるとしている。
ビデオ会議システム機器は、最大3画面で構成される65インチHDディスプレイ搭載の「Teliris Express」か、軽量アプライアンス型装置「Teliris StartPoint」から選べる。また、オプションとしてビデオクライアントソフト「Teliris @nywhere」も用意。同ソフトを使えば外出先や自宅のPC/Macintoshでもビデオ会議に参加できるほか、Microsoft Outlookと連携する専用ポータルサイトでビデオ会議スケジュールを管理できるようになるという。
価格は月額25万円から(国内・国外の2拠点でTeliris StartPointを導入した場合)。初期導入費用とネットワーク接続料金が別途かかる。
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