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NTT、学生向けビッグデータ分析コンテストを開催 入賞作品は事業化も検討
大規模データ処理基盤「Jubatus」を使ったデータ分析アイデアコンテストをNTTが学生向けに開催。入賞作品は公開実験などを実施して事業化の可能性を探るという。
日本電信電話(NTT)は7月10日、学生向けデータ分析アイデアコンテスト「Jubatus Challenge Japan 2012」の参加者募集を始めた。同社の大規模データ処理基盤「Jubatus」を用いたデータ分析のアイデアと分析内容を審査するもので、入賞作品は公開実験などを行って事業化の可能性を探るという。
コンテスト期間中、参加チームはNTTの研究開発向けクラウドサービス「NTT R&Dクラウド」上でJubatusの実行環境と分析対象のデータを利用できる。利用可能なデータは(1)ポータルサイトログ、(2)株価ヒストリカルデータ、(3)電力データ、(4)サーバの統計情報――のほか、SNS上のデータなどさまざまな公開データも持ち込んで分析できるとしている。
申し込み期間は7月10日〜8月31日。公式Facebookページから応募できる。9月22日の最終報告会で審査を実施し、入賞作品を発表するという。
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