ニュース
Oracle、通信業界向けコンピュータ「Oracle Network Applications Platform」を発表
ExdataやExalogicなどエンジニアド・システム製品では初の業種特化型製品をリリースする。
Oracleは10月1日(米国時間)、エンジニアド・システムの新製品「Oracle Network Applications Platform」を発表した。エンジニアド・システムでは初の業界特化モデルで、同製品は通信業界向けにリリースする。
Oracle Network Applications Platformは、通信事業者およびネットワーク機器メーカーのシステムやアプリケーションの基盤となるもので、構成、統合、テストの実施、また最大99.99999%のサービス可用性と統合プラットフォーム管理を実現するという。
通信業界ではモバイルデバイスの爆発的な普及や高度なサービスの提供などで厳しい競争にさらされており、同社は通信業界企業が新製品を活用することで新サービスの開発に専念できると説明。削減効果はプラットフォーム統合とテストに必要なコストで最大33%、運用コストで同64%、新サービスの開発期間で同40%、アプリケーション・ライフサイクルのコストで同50%になるとしている。
関連記事
- 「コスト削減」と「革新」、二律背反を克服できるのはOracleだけ
「Oracle OpenWorld San Francisco 2012」が本格的に幕を開けた。午前の基調講演にはOracleのマーク・ハード社長が登場し、Engineered Systemsを核とした同社の「Simplify IT」戦略を説いた。 - IaaS参入でクラウド戦略のピースを埋める エリソンCEO
今年もサンフランシスコで「Oracle OpenWorld」が開幕。初日の基調講演に登壇したラリー・エリソンCEOは、クラウドサービスのさらなる拡充を宣言した。 - Oracleと富士通がタッグ、DB処理アシスト機構をCPUに組み込む次世代サーバ「Athena」開発
Oracleの年次カンファレンス、「Oracle OpenWorld San Francisco 2012」が幕を開けた。オープニングキーノートには富士通が登場し、Oracleと次世代サーバを開発していることを明らかにした。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.