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2012年3月期の国内ITサービス市場、主要ベンダーの半数がプラス成長――IDC調査
IDC Japanによると、2012年3月期の国内ITサービス市場では、売上高が1000億円を超える主要ベンダー11社のうち5社がプラス成長を記録した。
IT調査会社のIDC Japanは1月7日、国内ITサービス市場に関するベンダー競合調査の結果を発表した。2012年3月期の同市場では、売上高が1000億円を超える主要ベンダー11社のうち日立製作所、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)、ITホールディングス、NEC、日本ユニシスの5社がプラス成長を記録した。
各社の売り上げ推移を産業別で見ると、CTCは通信/メディア向けの売り上げを伸ばす一方、日立は政府/公共向けの売り上げを伸ばすなど、ベンダーごとに大きなばらつきがあった。IDC Japanでは「主要ベンダー11社の産業分野別業績は全体としては回復傾向にあるものの、その回復は『まだら模様』だ」と指摘している。
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IDC Japanは、国内ベンダーのITサービスの売り上げを産業分野別に調査し、競合調査をまとめた。2009年3月期は富士通、NEC、日立製作所、NTTデータ、日本IBMのITサービスの売り上げが産業分野別で上位を占める結果となった。
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