富士ソフトは7月29日、沖縄県那覇市にニアショア開発の拠点を新設すると発表した。名称は「沖縄開発センター」。8月1日に開設する。
モバイル端末の多様化と高性能化に伴い、高い専門性を持つ検証サービスの需要が増加しており、富士ソフトでは、モバイル端末の検証事業を拡大すべく同センターを開設する。まずは20人で事業を開始し、2014年3月には50人にまで増員する予定だ。
将来的には、同センターを活用してモバイル端末の開発作業、他分野への展開などを見込んでいる。
関連記事
- アジアに開く 沖縄IT産業の未来:沖縄がアジアの中心になる日
かつてアジアの中継貿易拠点として栄えた沖縄が、再び輝きを取り戻そうとしている。今後の沖縄の経済発展に向けて中核となる情報通信産業を強化し、アジアマーケットに対する国内外の需要を取り込んでいく。 - インテリジェンス、沖縄にオフショア拠点を設立 アジアでの開発体制を強化
グローバルの各拠点が連携したシステム受託開発を展開したいインテリジェンスは、沖縄に新たなオフショア開発子会社を設立した。 - 沖縄にクラウドおよびSDNの研究機関 NTT Com、NEC、イイガ
クラウドコンピューティング技術およびSDNの実用化に向けた研究機関「沖縄オープンラボラトリ」をNTT Com、NEC、イイガの3社が設立した。 - わが社のコスト削減:クラウドは万能か――富士ソフトの苦悩と解
クラウドの台頭に伴い、情報システムを「利用」する動きが広がりつつある。Google Appsの本格運用を4月に開始した富士ソフトもその潮流に乗った1社だ。だがクラウドは万能ではない。同社が運用までに体験した経緯、そして導きだした最適解を追う。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.