「iPad Air」発売の週末、iPadのアクティベーション数は「昨年の3倍」とAT&T
Appleは新iOS端末発売後3日間の販売台数を発表することが多いが、今回のiPad Airについてはまだ発表していない。
米Appleは11月1日に発売した新iOSタブレット「iPad Air」について、恒例の週末出荷台数を発表していないが、セルラー版を販売する米AT&Tが4日(現地時間)、「週末のiPadのアクティベーションは、昨年のiPad発売週末より3倍以上増加した」と発表した。
米国ではセルラー版をAT&T、Verizon、Sprint、T-Mobileが販売しており、本稿執筆現在、T-Mobileの128Gバイトモデルと16Gバイトモデル(5〜10日)以外はすべて「24時間以内に出荷」となっている。
AT&Tは具体的なアクティベーション数は発表していない。また、「昨年のiPad発売の週末」が3月の新iPadの発売を指しているのか、11月のiPad miniと第4世代iPadの発売を指しているのか、あるいは両方を合わせたものなのかは不明だ。
一方、米モバイルアプリマーケティング企業のFiksuが発表した前回と今回のiPadの発売後の利用シェア推移比較によると、iPad Airの発売3日目のiOS端末全体に占める利用率は0.71%で、iPad miniの0.21%、第4世代iPadの0.14%を大きく上回った。
Fiksuの調査は、同社のクライアントアプリを利用している数百万台のiOS端末のデータに基づいているという。
Appleは、昨年3月の新iPad発売後3日間の販売台数と11月のiPad miniと第4世代iPadの販売台数をそれぞれ300万台と発表している。
Appleが10月にiPad Airと同時に発表した「iPad mini Retinaディスプレイモデル」はまだ発売されていない(11月中に発売の予定)。
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