ベネッセコーポレーションから約2260万件の個人情報が流出した事件に関連してベネッセホールディングスは7月22日、事実関係の調査分析や改善策の提言を目的として15日に設立した調査委員会の構成メンバーを発表した。
委員長には長島・大野・常松法律事務所パートナーの小林英明弁護士が就任している。新たに選出された委員は、同事務所の梅野晴一郎弁護士、亦野誠二弁護士、ラック取締役専務執行役員CTOの西本逸郎氏、ベネッセホールディングス代表取締役副社長兼CFOの福原賢一で、構成メンバーは計5人となる。
同委員会は代表取締役会長兼社長の原田泳幸氏の諮問機関という位置付け。今後は必要に応じて外部調査機関も活用した調査を行い、「調査結果につきましては、調査完了後にしかるべきタイミングでご報告いたします」と説明している。
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