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日本IBM、スタートアップ企業の支援プログラムを開始
パートナーを連携し、オフィスの場や起業相談、ワークショップ開催などを行う。アプリ開発コンテストの受賞者も発表した。
日本IBMは9月12日、国内のスタートアップベンチャー企業を支援するインキュベーションプログラム「BlueHub」を開始した。10月から対象企業を選考していく。
同プログラムはスタートアップ企業の斬新なアイディアの事業化を支援するもの。サムライインキュベートとシェアードオフィスサービスを手掛けるツクルバが協力する。支援対象の企業にはオフィスとして利用できるシェアードスペースの提供や、創業前に必要な事業計画をまとめた資料作成など起業の相談、ワークショップ開催などを行う。
IBMも5月に、米国サンフランシスコでスタートアップ企業を支援するプログラム「BlueMixガレージ」を開始している。
また、5月から実施してきたアプリケーション開発コンテスト「Bluemix Challenge」の受賞者も発表した。最優秀賞はiBeaconを利用してiPhoneやiPad向けにQRコード付きのクーポンを送信する「BLUECOUPON」アプリを開発した猪谷喜姿子氏が受賞。優秀賞は、翻訳機能を使って複数言語でチャットができる「Chirpbox」アプリを開発したチーム「Pセ21G」、ウェアラブルセンサーを使って最適な睡眠時間をアドバイスする「Sleeff」アプリを開発したチーム「Aclab team a」がそれぞれ受賞した。
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