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トレンドマイクロ、管理サーバ不要のWebセキュリティと脅威対策サービスを提供
クラウド型のセキュリティサービス「Trend Micro Security as a Service」の新メニューとして12月から提供する。
トレンドマイクロは11月19日、クラウドを利用したゲートウェイ向けのWebセキュリティ対策「InterScan Web Security as a Service」(IWSaaS)と、脅威防御の「Cloud Edge」を発表した。同社パートナーを通じて12月から提供する。
IWSaaSとCloud Edgeは、同社のクラウド型セキュリティサービス「Trend Micro Security as a Service」の新メニュー。いずれも製品の設定変更やポリシー管理といった管理者向けの機能をクラウドサービスで提供するため、ユーザーが管理サーバなどを調達・構築する手間がない。
IWSaaSは、不正サイトへのアクセス制限や不正プログラムのダウンロードの防止、ブログやSNSサイトの閲覧/書き込み制限などの機能をクラウドサービスとなる。Cloud Edgeでは同社の脅威情報基盤「Smart Protection Network」と社内など設置するファイアウォール機能などを搭載したセキュリティ機器を連動させ、未知のマルウェアや不正な通信など最新の脅威の侵入をブロックする。
ユーザー企業が実際に利用する内容や価格は、2つのサービスをベースにパートナー各社が独自の特徴を付加して提供される。トレンドマイクロでは今後1年間で6億円の売上を見込む。
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