富士通は1月19日、社長および会長人事を行うと発表した。現代表取締役社長の山本正已氏が代表取締役会長に、現執行役員常務の田中達也氏が新社長に就任する。
同日付の指名委員会による提案を受けて内定、2015年6月22日開催予定の株主総会および臨時取締役会を経て正式決定となる。なお、田中氏は本日1月19日付で執行役員副社長に昇格した。
田中氏は1956年生まれ。1980年富士通入社、産業営業本部産業第二統括営業部部長、上海の富士通有限公司、産業ビジネス本部長代理(グローバルビジネス担当)、執行役員兼産業ビジネス本部長、執行役員常務兼Asiaリージョン長などの要職を務めた。
関連記事
- 富士通社長が語るクラウドとSIの関係
富士通が先週、経営方針説明会を開いた。その概要とともに、トップが語ったクラウドとSIの関係に注目したい。 - 富士通が社長交代で重んじたイメージ
前社長が病気を理由に突然退任して4カ月。富士通の次期社長が先週決まり、現社長を兼務する会長と記者会見に臨んだ。同社が次期社長の選定で重んじたイメージとは――。 - IAサーバ重視は変わらず――富士通の山本次期社長
富士通の山本次期社長は「グローバルIT企業としての位置づけを強化する」と意気込んだ。 - コンピュータ御三家、新社長の手腕
NEC、日立、富士通の「コンピュータ御三家」が、ここに来て相次いで社長人事を発表した。各社の思惑は何か。「グローバル化」「若返り」がキーワードになっている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.