プラザクリエイト、全国600店の店舗運営システムにサーバセキュリティ対策を導入:DPE店“55ステーション”、記念写真店“スタジオパレット”などを展開
DPEチェーン“55ステーション”などを展開するプラザクリエイトが、NIFTY Cloud上で稼働する全国約600店舗の運営システムのセキュリティ対策に「Trend Micro Deep Security」を採用した。
DPEチェーン“55ステーション”などを展開するプラザクリエイトが、店舗運営システムのセキュリティ対策にトレンドマイクロの総合サーバセキュリティ対策製品「Trend Micro Deep Security」を選定した。
プラザクリエイトは、全国約600店舗のDPEチェーン店を展開しており、2014年1月より店舗運営システムをニフティのクラウドサービス「NIFTY Cloud」で構築し、運用している。同社はクラウド基盤への移行を機に、これまで以上のグローバルなセキュリティ対策基準の要件を満たしたセキュリティレベルの実現に向け、検討を進めていた。
セキュリティ製品の要件として、ウイルス対策やWAF(Web Application Firewall)、IDS/IPSによる脆弱性対策、変更監視、セキュリティログ監視などの機能の実装を掲げており、Deep Securityはこの要件を1つの製品で満たせることが選定に至るポイントになった。
同社はNIFTY Cloud以外にも複数のクラウドサービスを利用しているが、Deep Securityはこれら複数のクラウドサービスも一元的に統合管理できるメリットもある。結果として運用管理負荷の軽減も実現できたという。
なお、テスト運用時にUNIX系OSで使われるシェル「bash」に重大な脆弱性が見つかったが、Deep Securityの仮想パッチによる対応で、修正プログラムが配布されていない期間でもセキュリティリスクを低減し、システムの安定稼働を継続できたという。
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