コラボレーションツール「Slack」、ようやくWindowsアプリが登場
人気上昇中のチーム向けコラボレーションツール「Slack」のWindowsアプリがようやく公開された。Mac、iOS、Androidアプリと同様に、複数チームを切り替えて管理できる他、Windowsの通知領域でメッセージの着信を確認できる。
米Slack Technologiesは3月18日(現地時間)、チーム向けコラボレーションツール「Slack」のWindows版をリリースした。こちらからダウンロードできる(リンクをクリックするとダウンロードが始まる)。Windows 7以降に対応する(Windows 10のテクニカルプレビューでも利用可能)。
Slackは、米MicrosoftのYammerや米Facebookの「Facebook at Work」(βテスト中)のようなチーム向けのコミュニケーション/コラボレーションツール。無料版でも人数無制限で複数のチームを登録でき、高度な検索機能やファイル添付機能などが使えることで人気がある。iOS、Android、Mac版のアプリがあるが、Windowsではこれまで、Webブラウザで使われていた。
Webブラウザでも基本的な操作は可能だったが、複数のチームに登録しているユーザーの場合、チームごとに別のタブを開いておく必要があった。
新アプリでは、左端のチームアイコンをクリックすることでチームを切り替えられる。
Windowsアプリの基本機能を備えているので、プッシュ通知がデスクトップに表示され、Windowsのタスクバー上のタスクボタンの明滅でも新着メッセージを通知する。
通知領域にアイコンを表示させていれば、新着メッセージがあると青い○でも通知する。一般的なアプリ同様、右クリックで表示されるメニューで完全に終了させることも可能だ。
Slackは、米Adobe Systems、米New York Times、米Mediumなどが利用している。同社によると、ユーザーの30%以上がWindowsからSlackを利用しているという。
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