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「Surface Pro 3」のファームウェアアップデートでUEFI関連が改善
Microsoftが企業ユーザーからのフィードバックを受け、「Surface Pro 3」のUEFI関連の機能を改善するファームウェアアップデートを実施した。
米Microsoftは3月26日(現地時間)、オリジナルタブレット「Surface Pro 3」のファームウェアアップデートを「Windows Update」経由で配信した。
このアップデートでは、ファームウェアインタフェース「Unified Extensible Firmware Interface(UEFI)」の改善が行われた。
主な改善点は以下の通り。
- UEFI設定でUSBメモリやネットワークなどから端末を起動する際、音量ボタンを長押しする必要がなくなった
- UEFI設定で、端末のUSBポートやカメラ機能、ネット経由のブート機能などを有効/無効にできる
- 大規模な企業顧客向けにリモートでのUEFI設定を可能にするツールの提供
- カプセルアップデートのインストール時のユーザー体験の改善
これらは、企業ユーザーからのフィードバックを受けての改善という。Surface Proのファームウェアアップデートは従来、毎月第2火曜日のいわゆる“パッチフライデー”に実施されており、3月は10日にもアップデートがあったが、今回はイレギュラーなアップデートになった。
アップデートの手順などは「Surface Pro 3 update history」を参照のこと(本稿執筆現在、日本語ページはまだ更新されていない)。
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