Twitter.comからも「#見つける」消滅 「トレンド」に概要追加へ
Twitterが、現在トピックの単語が並んでいるだけの「トレンド」に、概要説明や画像を追加すると発表した。また、モバイルアプリに続けてデスクトップのTwitter.comからも「#見つける」タブを削除した。
米Twitterは4月24日(現地時間)、「トレンド」(リアルタイムで盛り上がっているトピックのリスト)の改善計画について発表した。
現在のトレンドにはトピックのキーワードのみが表示されているが、これに概要や画像が追加されるようになる。米国でWebブラウザ(デスクトップ/モバイル)の設定を英語にしているユーザーの一部は、既に新しいトレンドが表示されているという。
現在、トレンドの各トピックは、そのトピックのTwitter検索結果へのリンクになってはいるが、例えば「無限回廊」や「大半が架空」のように、単語として見ただけでは(多くのユーザーにとって)意味が分からないことが多い。概要を追加することで、クリックしなくても自分にとって興味のあるトピックかどうかが従来よりも分かりやすくなる。
Twitterは、この改善によってユーザビリティが向上するだけでなく、ユーザーのエンゲージメントが高まることがテストの結果分かったとしている。
表示される画像は、例えばニュースの場合はメディアが投稿したツイートの画像などが採用される。画像が採用されたツイートは、トピックのクリックで表示される検索結果のトップに表示される。
また、画面上部にあった「#見つける」タブがなくなった。モバイル版公式アプリでは先日のアップデートで既に消えている。
見つけるタブは、Twitterがユーザーのアクティビティに基いて人気のツイートを紹介するコーナーだった。同社は最近、見つけるタブに代わるような幾つかの機能を追加している。例えば、しばらくタイムラインを見ていなかったユーザーにその間の主なツイートを表示する機能やタイムラインにお勧めコンテンツを表示する機能などだ。
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