Google検索、デスクトップ(英語版)でもリアルタイムツイート表示
GoogleとTwitterが5月に発表した提携により、デスクトップのWebブラウザでもGoogle.comの「Twitterアカウント名 Twitter」の検索結果にリアルタイムツイートが表示されるようになった。ただし本稿執筆現在、日本のTwitterアカウントは対応していない。
米Googleは8月21日(現地時間)、デスクトップのWebブラウザでのGoogle検索結果にTwitterのリアルタイムツイートを表示させるようにしたと公式Twitterアカウントで発表した。現在英語版のGoogle検索(Google.com)でこの機能が有効だ。
Googleと米Twitterは5月にGoogle検索の結果にリアルタイムのツイートを取り込む提携を発表し、まず米国の英語でのモバイル(Android/iOSアプリおよびWebアプリ)の検索結果から表示を開始した。
デスクトップでは、日本からでもGoogle.comで「アカウント名 Twitter」を検索すると、検索結果に最新の2つのツイートが(画像がある場合は)画像付きで表示される。アカウント名には「@」を付けなくても大丈夫なようだ。
表示されるツイートはカルーセル状になっており、2つ目のツイートの右隣にある「>」をクリックすると、過去にさかのぼってツイートを表示できる。
英語名でも、日本のTwitterアカウントのツイートはまだ表示されないようだ(「ITmedia News」「Softbank」「@masason」などで試してみた)。試した範囲では、英、仏、伊のアカウントは対応しており、中国、韓国、インドのアカウントは対応していなかった(Nissan、Samsung Electronics、Tata Groupなど、グローバルサイトを持っている企業は例外)。
ハッシュタグの検索でもそのハッシュタグの最新ツイートが表示されるはずだが、筆者の環境では表示できなかった(執筆時点での米国のトレンド「#flashbackfriday」で試してみた)。
5月の提携発表の際、Googleは公式ブログでこの新機能は「何かが起きている時にリアルタイム情報を得るための素晴らしい方法だ。また、Twitterを活用している組織や個人にとって、グローバルなオーディエンスにリーチするための手段でもある」と説明している。
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