ニュース
セキュリティ対策の本当の敵は?:半径300メートルのIT(1/2 ページ)
短いスパンで常識が移り変わるITの世界。少し古い知識を持っているだけで危険なセキュリティ対策を取ってしまうことも……?
まずは前回のコラムの訂正です。「パスワードよりもPINが安全を鵜呑みにできない理由」で、当初Windows 10のPINが「4桁限定」という表記をしておりました。実際は4桁以上の数字を設定することが可能でした。お詫びして訂正いたします。実はWindows 8.1では4桁のみであったため、そのときの記憶から4桁であると思い込んでしまいました。
ただし、Windows 10のPINの入力時、設定されたPINの桁数だけ数字を入力すると、エンターキーを押すことなくログインができるため、第三者にPINが設定されたPCを触らせると「PINの桁数が見破られる」ことは覚えておいた方がいいかと思います。Windows 10では4桁以上の数字をPINとして設定しておきましょう。また、PINによるログインをやめたい場合、意外と難解な手順を踏まなければなりません。テストで設定したPINを解除する方法は、PCベンダーのサポートサイトをどうぞ。[Windows 10] PINコード(暗証番号)を設定する
関連記事
- 第6回 アンチウイルスで事足りた悠長な頃のセキュリティ事情
現在の日本の情報セキュリティ環境はどのような歴史を経てきたのだろうか。まずは対策の基本にもなったアンチウイルスソフトの導入過程から紐解いてみたい。 - みずほ銀行が未知のウイルス対策で講じた新たな一手
定義ファイルを使う対策では既知のウイルスにしか対応できず、新手法を採用することになった。 - 法人PCはいまだにウイルス対策しかやっていない
標的型攻撃の被害がメディアをにぎわすようになって、ようやく「ウイルス対策ソフト」では攻撃が防げないことが理解され始めました。エンドポイントセキュリティを後回しにしていた情シスの怠慢かもしれません。 - 相次ぐサイバー攻撃被害 考え直したいセキュリティ対策
多くの組織がセキュリティ対策へ取り組んできた“はず”なのに、サイバー攻撃などの被害が止まないのは、なぜだろうか。セキュリティ対策の本質を考え直してみたい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.