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Microsoft、「HoloLens」のお試しコーナーをフラッグシップショップに常設
Microsoftが2016年第1四半期に開発者キットを発売予定の“ミックスドリアリティ”HMD「HoloLens」を装着して試せるお試しコーナーをニューヨークのフラッグシップストア内に開設した。予約制で、3時間のセッションに参加できる。
米Microsoftは12月17日(現地時間)、AR(拡張現実、MicrosoftはMR(ミックスドリアリティ)と呼ぶ)ヘッドマウントディスプレイ「HoloLens」を装着して試せるコーナー「HoloLens Experience Showcase」をニューヨークのフラッグシップストアに開設したと発表した。
同社はHoloLensの開発者キットを来年第1四半期に3000ドルで発売する計画だ。
新コーナーを利用するには事前の予約が必要だ(予約はこちらから)。利用できるのは17歳以上の開発者のみ。予約できるのは1枠だけだ。1回のセッションは3時間。同社は北米の12の都市でHoloLens体験イベントのツアーを展開したが、新コーナーは恒久的なものという。
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