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MicrosoftとVolvo、「HoloLens」による仮想ショールームを発表 自動運転技術でも提携
自動車メーカーのVolvoが、Microsoftの“混合現実”ヘッドマウントディスプレイ「HoloLens」を使った仮想ショールームを発表した。新車購入者はHoloLensでリアルサイズの仮想車にオプションを追加したり色を変えたりして購入を検討できる。
米MicrosoftとスウェーデンVolvoは11月19日(現地時間)、Microsoftの“混合現実(mixed reality)”HMD「HoloLens」による仮想ショールームプロジェクトを発表した。新車購入者はHoloLensを装着することで、バーチャルな車をリアルサイズで見たり、好みの色に変えてみたり、オプションを追加してみたり、実際にはできないエンジンやシャーシ部分を調べてみたりすることができる。
両社は同日、Microsoft本社キャンパスでのデモで、Volvoが来年発売する予定の新モデル「S90」をHoloLensで披露した。
車の機能の使い方の説明をHoloLensの動画で見ることもできる。
Volvoは、HoloLensを使えば実際の車を置くスペースが省けるので、ディーラーは小規模なショップを開設することも可能だという。
このサービスの具体的な提供時期については発表されていない。
Volvoは、この取り組みは両社の長期提携の始まりであり、自動運転技術を含む新技術の開発で協力していくとしている。Volvoは既に自動運転プロジェクト「Drive Me」に取り組んでおり、2017年までに100台の自動運転車をスウェーデンの公道で走らせる目標を掲げている。
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