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開発者向け最終版「Oculus Rift」と「Rift SDK 1.0」リリース
Oculus VRが、2016年第1四半期に予定している「Oculus Rift」製品版のためのアプリ開発者向けに、「Rift SDK 1.0」と開発者向けのHMDの最終モデルのリリースを発表した。
米Facebook傘下のOculus VRは12月21日(現地時間)、仮想現実(VR)HMD「Oculus Rift」の開発者向け最終モデルと開発者キット「Rift SDK 1.0」のリリースを発表した。
2016年第1四半期の製品版発売に向けて、対応アプリの開発を促進する目的のようだ。
最終モデルおよびSDK 1.0は開発者全員に配布されるわけではなく、Oculusの登録ツール経由でアプリのプレビュー版を登録した開発者にOculus VR側から“次のステップ”の連絡が行く。
Oculus VRが開発で協力した韓国Samsung ElectronicsのHMD「Gear VR」は既に販売されており、日本ではアイ・オー・データ機器が発売した。日本での実売予想価格は1万3800円(税別)。なお、Oculus Riftの製品版の販売価格はまだ発表されていない。
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