ニュース
Samsung、Qualcommの「Snapdragon 820」製造へ
Samsungが14nm LPPプロセスでのプロセッサの大量生産を開始した。同社の「Exynos 8」だけでなく、Qualommの「Snapdragon 820」も製造する。
韓国Samsung Electronicsは1月14日(現地時間)、14nm FinFETプロセスの第2世代である14nm LPP(Low-Power Plus)でのプロセッサの大量生産を開始したと発表した。
同社の「Exynos 8」に加え、米Qualcommの「Snapdragon 820」も生産するという。同社製造のSnapdragon 820搭載端末は、上半期中に登場する見込みだ。
ソニーのXperia 4、5にも搭載されるSnapdragon 810には発熱問題があり、Samsungが2015年のGalaxyシリーズで主に自社製のExynosプロセッサを搭載したのはこれが原因とみられている。
Samsungは次期フラッグシップ端末「Galaxy S7」(仮)でSnapdragon 820を採用するといううわさもある。
関連記事
- スマホがより便利に、楽しく――「Snapdragon 820」で追加された新機能
CPUやGPUの性能アップがクローズアップされている「Snapdragon 820」だが、新たに追加された機能も多い。北京でのイベントで見てきたデモの内容を中心に、“820でできること”を紹介しよう。 - Samsung、14nmプロセス採用の「Exynos 7 Octa」は20%高速で消費電力は35%削減
Samsungが、14nm FinFET(立体構造トランジスタ)プロセス採用の初モバイルプロセッサの量産に入った。3月1日に発表予定のGALAXY Sシリースの新端末にも同プロセス採用の「Exynos 7 Octa」が搭載される見込みだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.