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Microsoft、「Surface Pro」シリーズの電源コード無償交換を正式発表
Microsoftが、「Surface Pro」シリーズの電源コード無償交換プログラムを発表した。電源アダプターではなく、AC電源コードの部分のみの交換だ。
米Microsoftは1月22日(現地時間)、報じられていた通り、Windowsタブレット「Surface Pro」の電源コード交換を発表した。こちらのWebサイトに詳細がある。
リコールの対象となるのは、「Surface Pro」(2013年1月発表)、「Surface Pro 2」(2013年9月発表)、古いタイプのAC電源コードが同梱された「Surface Pro 3」(2015年4月発表)の電源コード。2015年10月発表の「Surface Pro 4」は対象外だ。
電源アダプタの交換と報じられていたが、交換するのはAC電源コードの部分だ。電源コードの定義は以下の図の通り。
「古いタイプの電源コード」は下図の左のコードだ。
交換対象のSurface Pro端末1台につき1本のAC電源コードを無償で交換する。破損の証明は必要ない。また、対象品を返送する必要もない。複数台のSurface Proを所有する場合は、端末ごとに交換注文を作成する必要がある。
注文するには、こちらのページでMicrosoftのアカウントでサインインし、住所氏名、電話番号、メールアドレスを入力し、対象製品の情報を入力する。
交換品は申し込みから4〜6営業日で届く見込み。
【追記】住所氏名の入力が正しく行えないというユーザーからの苦情に対するMicrosoftの回答はこちら。
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