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使うのは年1回程度、でも“絶対間違えられない”パスワードの覚え方半径300メートルのIT(1/2 ページ)

行政系カードのID、パスワードは強固な設定を求められますが、たまにしか使わないため忘れがち。おまけに誤入力でロックされると解除手続きが面倒で大変なことになります。そんなパスワードの管理、どうすればいいの?

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 いよいよ確定申告のシーズンが始まりました。フリーランスのライターとなった当初は、確定申告はとても面倒なことだと考えていましたが、今ではクラウド会計ソフトの力を借りて、手軽にこなせるようになりました。これもITの力ですね。今回も受け付け開始直後に、e-Taxを使ってサクッと確定申告を済ませました。

 ところで皆さんは「住基カード」を作ったことがありますか。私もフリーになるまでは全く必要性を感じませんでしたが、e-Taxのためにはじめて作りました。

 実はこれ、意外と「覚えないといけないこと」が多いのです。そして、その“覚えなくてはならないこと”が、個人事業主だけでなく、今後、多くの人に関係するのをご存じでしょうか。

住基カードは「マイナンバーカード」へ――そして増える「暗証番号」

 2016年から運用が本格的にスタートした「マイナンバー」。私も、先日お伝えした方法でカードの申請を行いました。申請後、しばらくすると交付のためのはがきが届き、窓口まで本人が取りに行きます。そのとき、幾つかの「暗証番号」そして「パスワード」が必要になります。

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「署名用電子証明書」のほか、数字4桁の暗証番号と英数字+数字のパスワードが必要(出典:地方公共団体情報システム機構「マイナンバーカード総合サイト/マイナンバーカードの受け取り」)

 私も住基カードを受け取りに行くとき、これを見て悩んでしまいました。英数字6文字以上16文字以下、数字を1つ以上入れるというのはとてもよいルールですが、英文字は「大文字」という、ちょっと変わったルールがあります。そして数字で設定する暗証番号もあり、ひとまず、すぐ設定を行い、メモをとった記憶があります。

 マイナンバーカードにおいては3つの暗証番号を設定する必要があるようですが、これをそれぞれバラバラに設定するのは現実的ではないような気がします。

 私の周りではマイナンバーカードを申請した、という人がほとんどいない(というよりも聞いたことがない)ようですが、もしこれから受け取るという人は、あらかじめ考えてからカードを受け取りに行きましょう。

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