Twitterが10周年、「140字の制限撤廃はなし」とドーシーCEO
Twitterが3月21日で10周年を迎えた。これを記念して、歴代Twitter Birdの変遷や各種記録のインフォグラフィックスが公開された。また、ジャック・ドーシーCEOは140字制限撤廃を見送ったとテレビ番組で認めた。
米Twitterのサービスは、3月21日で10周年を迎える。
同社は、共同創業者で現在のCEOであるジャック・ドーシー氏が最初のツイートを投稿した2006年3月21日をTwitterの誕生日としている。
ドーシー氏は18日、10周年に当たって米報道番組TODAYに登場し、Twitterはこれまで常に変化してきたが、140字の制限撤廃については文字数制限を続けると明確に発言した(記事末にその動画を転載した)。
同社は10周年を記念して、ロゴの青い鳥(Twitter Bird)の変遷や各種更新記録のインフォグラフィックスを公開した。
2006年にはまだロゴやデザインが統一されておらず、サポートページの鳥のイラストはオンライン画像ストアから購入したものを使うなど、新興サービスらしさを醸し出していた。
2010年にシルエットだけのロゴ(ラリー・バードと呼ばれる)に変えた時点で商標利用のガイドラインが明確になり、メディアに対してもロゴの改変を禁じるようになった。
現在のロゴは2012年からのもので、ここから企業ロゴから文字(Twitter)が消えた。
過去10年間で最もリツイートされたツイート、最も多いフォロワーを持ったユーザーなどのまとめも公開された(下図はその一部)。
同社は世界各国で、21日中#LoveTwitterのハッシュタグをつけたツイートを行う。これらのツイートには絵文字としてハートとTwitterのロゴが表示される。
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