「140文字制限撤廃」報道にジャック・ドーシーCEOが長文画像ツイートでコメント
Twitterがツイートの140文字制限を3月末に撤廃するという報道を受け、同社のジャック・ドーシーCEOが長文のコメントのスクリーンショットを添付したツイートを投稿した。「長文を投稿したいとき、テキストのまま投稿できれば便利だろう」としている。
「長文をツイートしたいとき、テキストのスクリーンショットをツイートに添付する人は多い。これがもし、(画像ではなく)本当のテキストだったら? テキストなら検索も強調表示もできる。そうすればもっと便利で強力だ」──。米Twitterのジャック・ドーシーCEOは1月5日(現地時間)、米Re/codeによる「Twitterがツイートの140文字制限を撤廃する」という報道を受け、そうツイートした。
ドーシー氏はこのツイートを、10段落あるメッセージをスクリーンショットにしてツイートに添付した形で投稿した。メッセージ本文はない。
Re/codeの報道については直接的には言及していないし、140文字制限を撤廃するとも言っていないが、Twitterをユーザーにとって便利にするためであればあらゆる可能性を試し、改善していくとしている。
同氏はまた、140文字の制限はTwitterに最初からある機能ではなく、携帯電話のショートメッセージの160文字制限(当時)に対応する目的でサービス立ち上げの初期に追加した機能であるとも説明した。
ただ、この制限が結果的にTwitterを美しいものにし、ユーザーの創造性やツイートの簡潔さを呼び起こしているとし、この感覚を失わないようにするとドーシー氏は説明する。
Re/codeの報道によると、140文字の制限がなくなっても、タイムラインに表示されるのは最初の140文字までで、タイムラインの外観はほとんど変わらないという。
また、機能の改善に当たっては、開発者らが変更に対応できるよう、必ず事前に通知するとドーシー氏は約束した。
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